常にハッキリと感じたことを言葉にする、颯爽とした覇気。 これがお二人から受け取った、生きる秘訣です。 100年の歴史を生き、なお今の一刻を生きようとするお二人に、老いはありませんでした。 素晴らしい映画を作って下さってありがとう!
— 加藤登紀子(歌手)
101歳を超え、愛らしくお洒落、かつ凜とした笹本恒子さんは、時代のロールモデル。 激動の昭和を生ききり、なお輝いて活動し続けるおふたりの気骨と信念。 ナレーターの誠実な表現、音楽の類い希な美しさ、そして命を見据える監督の眼差しが、心に染みる。 受け取った炎を胸に、30年後102歳の私はどんな時代を生きているだろうか。
— 加藤タキ(コーディネーター)
若い人は歳をとるのが怖くなくなるでしょうし、年寄りは元気が出ますねえ。 人の一生をあらためて考える時代になったんだと思います。貴重な記録でもありますね。
— 養老孟司(解剖学者)
底抜けに明るい100歳。お二人とも人生の達人だが、ダテに長生きしたわけではない。 反戦100年の筋が入っている。みごとな人生の心意気にありがとう!
— 鎌田慧(ルポライター)
裂ぱくの気合で愚直なまでに一本道を歩いてきたむのさん しなやかに美しく歴史の証言者になった笹本さん 「君は僕のガールフレンドだね」と私にささやいたむのさん 「好きな人に手をとられて死にたいわ」と笹本さん 激しさのなかにユーモアもあった。 もし おふたりともいなくなったら 日本は又恐ろしい時代にむかうのでしょうか。 おふたりの命の言葉をぜひ聞いて下さい。
— 松島トモ子(女優)
強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない。これはレイモンド・チャンドラーのハードボイルド系小説に出て来る探偵、フィリップ・マーロウの有名なセリフだ。ハードボイルドな生き方をたっぷり見せて下さったむのたけじさん、笹本恒子さんに赤いバラと山梨ワインで乾杯!
— 菅原文子
(農業者、辺野古基金共同代表)
健康で長生きをし、日本をよい国にするヒントがいっぱい。よく笑うこと。自由に生きること。 言うべき言葉をいいタイミングで語ること。この映画すごい!
— 鎌田實(医師・作家)
生身の体験ほど強く訴えるものはありません。 お二人の100年の体験を、ご自身の口で語ってもらえる幸せを感じると同時に そこからきちんと学んでいるだろうかと反省しきりです。
— 大宅映子(評論家)
誰もがこんなふうに生きられるわけではないとわかってはいます。ここにとんでもないお手本を見せていただいたわたしたちは、少しでも笹本さんのようにむのさんのように生きたい、と姿勢を正すことから始めます。
「むのさん可愛い」と、失礼ながら思っていました。「笹本さんかっこいい」と、そのお姿拝見して憧れます。おふたりのそれぞれに筋の通った生き方を自分は少しでも真似できるだろうか、考えさせられました。
父(永 六輔)は生前、ラジオのスタジオに来てくださったむのさんの前で子どものように泣きじゃくりました。同じように笹本さんにも敬意の念を抱いていました。映画を拝見して、父が泣いた、その意味があらためてわかりました。
姿勢を正して、筋を通して、むのさんと笹本さんが見つめ続けてきたこの国がどこへ向かおうとしているのか。おふたりのことを知ったら、わたしたちも見て見ないふりをするわけにはいきません。
— 永 千絵(映画エッセイスト)
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人生100年時代の
希望のメッセージ